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2022年にノーベル生理学・医学賞を受賞した沖縄科学技術大学院大学の教授・スバンテ・ペーボ博士の講演会が10月9日に沖縄県浦添市で開かれました。
講演したのは2022年のノーベル生理学・医学賞受賞者で、OISTの教授を務めるスバンテ・ペーボ博士です。受賞後、沖縄で初めてとなる講演会が浦添市で開かれました。
ペーボ博士は人類の進化に関わる研究を続けていて4万年前に絶滅したと言われるネアンデルタール人の遺伝情報を「残された骨から解析する」技術を確立したことがノーベル賞の受賞につながりました。
現代人であるホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人の一部の遺伝子情報を受け継いでいることや第三の人類「デニソワ人」がいたことを突き止めたこと、デニソワ人のDNAを日本人を含む東アジア人も受け継いでいることなどが講演を通じて説明されました。
講演を聞いた男の子「自分にも、もしかしたら他の人類の遺伝子があるのかなと思った。いや、僕も研究したいと思いました」Qどんな研究を?「呼吸器内科医なりたいので、心臓とかの研究をしたいです」
ペーボ博士は「興味のあることを楽しみながらとことん追及して下さい」と科学の未来を担う若者たちにエールを贈りました。