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およそ40年続いた「観光大使」のあり方を廃止して来年、新たな形で「沖縄観光」をPRするとしています。

「ミス沖縄」に代わる新しい観光大使のあり方をまとめた提言書が提出されました。

提言書を提出したのは、「ミス沖縄」に代わる観光大使制度について2023年6月から3回にわたり議論してきた検討委員会です。

提言は、情報発信の方法や既存のキャラクターの活用などを含めた6つの項目から成り、新しい大使については男女は問わず大使の個性や専門性を生かした「多様性が尊重される制度」の創設を強く求めました。

また、従来、ミス沖縄が担ってきた表彰式などでの介添えや案内役の活動は止め大使を活用する場は沖縄観光を直接PRできるイベントに限定すべきだと提言しました。

これにより、1981年から40年以上、沖縄観光の象徴として活動してきた「ミス沖縄の廃止」が事実上、決まりました。

OCVB・下地芳郎会長は「これまで沖縄観光のPR・ミス沖縄が担ってきた役割は本当に大きなものがある40代にもわたる皆さんの思いもしっかり受け止めた上で、新しい制度を構築することが大事だと思っている」と述べました。

沖縄観光コンベンションビューローは2024年度にも新しい観光大使の活動をスタートさせる方針です。