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今のところ、飛来は確認されてません。

アメリカ海兵隊は2023年10月3日から那覇軍港で始めた訓練について、QABの取材に航空機を飛来させる可能性があることを明らかにしました。アメリカ海兵隊によると、10月3日から9日までに那覇軍港で行う非戦闘員の避難などを想定した訓練で、航空機を夜間や早朝も含めて、使用する可能性があるということです。

海兵隊は2022年2月にも今回と同様の目的で、オスプレイや大型輸送ヘリなどを飛来させていました。

沖縄が日本に復帰する際に基地の使用条件を定めた日米合意「5・15メモ」では、那覇軍港の使用条件を「港湾施設および貯油所」としていて県は、防衛局に航空機の離着陸を行わないよう要請しました。県は、要請のなかで、軍港は市街地や民間機が離着陸する那覇空港と隣接していることなどをあげ、「さらなる基地負担を強いるもので、決して容認できない」と強調しています。

一方、海兵隊側はQABの取材に今回の訓練について「5・15メモに従っている」と主張しています。那覇軍港では、2023年10月4日の航空機の飛来は確認されませんでした。