先月1回目をお伝えした「健康経営」を実践する企業の話題です。従業員の働き方が結果的に企業のメリットにつながるという考え方が、「健康経営」でしたよね。その通りです。今回ご紹介するのは宮古島の不動産会社で私が取材してきました。
宮古島で不動産の仲介や売買・管理を行っている「ひろし不動産」。創業およそ35年、社員は60代から20代の8人です。
5年ほど前から社員の健康づくりに積極的に取り組み健康経営優良法人としての認定も受けました。
ひろし不動産 砂川幸男 代表取締役「これまでなかなか健康に関して意識が薄かった」「私も還暦を迎えますのでこれから健康に気をつけていかなければいけないなと自覚をしたのがきっかけです。」
全員そろっての朝のラジオ体操はすっかり習慣となっていて社員の働くリズムを生み出し、一人ひとりの意識を高めることにつながっています。
ひろし不動産 営業統括マネージャー 藤屋恒子さん「食事だったりとか野菜をメインにしたりとか栄養のバランスを考えるようにしているとか」「前よりは健康状態が良くなったという声はきかれます」
さらに昼休み時間になるとこんなことも… ランチタイムかと思いきや…向かった先は… フィットネスバイク!力強く漕ぎ出しました!
ひろし不動産 砂川拓輝さん「(ランチは)外食が多いので先に運動してからご飯食べようと」「宮古島は歩かないですからね」「何にもない日は歩いてない日も多かったりするので、運動は気をつけていきたい」
ひろし不動産 総務 斉藤実生さん「眠くなったときとか漕いでます」「長くやると疲れるので5分程度」「めっちゃきつい…」5分間のちょっとした運動が習慣化していました。また、万歩計を身に着けて歩くことを意識したり食事セミナーを受講したりする中で従業員の生活にも変化があったといいます。
ひろし不動産 総務主任 山口幸一さん「(ランチに)野菜とか汁物も取り入れたほうがいいというアドバイスを受けて、そうすると実際食べすぎも防げて午後からの仕事もニーブイカーブイせずに過ごすことができて良い」「(今後は)みんなでマラソン大会に参加してみようかという話も出ています」
砂川社長「一人ひとりがいきいきと健康第一で、会社のモチベーション、働きがい、生きがいやりがいを感じるために、宮古島でお客様にいい価値を提供できるのか」「地域にどんどん貢献していければと思います」
接客をする従業員が心身ともに健康であれば、サービスを受ける側の消費者にとっても印象が良くなりますよね。また企業にとっては、従業員の健康に心を配る事で最終的に企業の業績向上にも繋がっていくわけですね。ここまでビジネスキャッチーでした。