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続いては、沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です今回は、秋を感じる台湾の風習やイベント、話題の乗り物についてお伝えします。

TVBS余品潔記者「こちらの店では、総重量2㎏を超える焼肉セットで市場の獲得を狙います」

旧暦の8月15日、あす29日は「中秋の名月」。台湾ではこの時期を「中秋節」と呼んでいて家族で焼き肉やバーベキューをする風習があるんです。あるお店では、日本の宮崎牛や高級黒豚を入れたお肉2kgセットを販売。使用されている特選宮崎牛は、豊かな甘みと香りに包まれた逸品で、「日本一の和牛」と評価されています。

わんさか台わん 台湾各地の『秋の魅力』

他のお店でも、海の幸も一緒に満喫できるメニューに力を入れたり熟成肉やハンバーグ、A5ランクのステーキがそろった贅沢なセットを売り出したりと、花より団子ならぬ、月よりお肉!の状態です。

秋の風を受けながら優雅に空を泳ぐタコやクジラ。強い風が吹くことで「風の街」という異名を持つ新竹市では、「国際凧祭り」が開催され多くの来場者でにぎわいました。

今年のテーマは、「海」。海の生物の保護や環境保全を呼びかけていました。

わんさか台わん 台湾各地の『秋の魅力』

来場者「楽しいです」来場者「この祭りの季節になると多くの人でにぎわうので、毎年来ています」

色とりどりの生き物たちが、爽やかな風に乗ってひらひらとなびき訪れた人たちの目を楽しませていました。

バスに乗り込むと…たくさんのぬいぐるみが出迎えてくれます。

乗客「ニモ、スティッチ、あとこれは…サメ!」

わんさか台わん 台湾各地の『秋の魅力』

クレーンゲームが大好きな運転手がゲットしたものを車内に飾ってみたところ、乗客が次々に自分のぬいぐるみを寄付してくれたそうです。数カ月もしないうちに、200個を超えるぬいぐるみ専用車になってしまいました!

乗客「かわいい。よく乗っています。」

このバスに乗りたいとアプリでルート検索する人もいて、ぬいぐるみバスの売り上げは他のバスを月3000円ほど上回っています。

いつもの移動時間にささやかな癒しを求める人は多いようです。

新竹市は、風の力を利用したビーフン作りや、干し柿も有名ですが、風を使う凧あげ祭りは、台湾全土から来場者が集う人気イベント。ぬいぐるみバス、運転手がルートを一往復するたびに車内を清潔に消毒しぬいぐるも一体ずつ丁寧に設置しなおしている。