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那覇空港や離島を発着する空の便を運航する日本トランスオーシャン航空で、2人の女性のパイロットが誕生しました。

JTA日本トランスオーシャン航空で女性パイロットとなったのは兵庫県出身の中尾郁海さん大阪府出身の山本将子さんの2人です。

2人は、2022年1月にJTAに入社して厳しい訓練を積みながらボーイング737型機を操縦するための技能を習得しました。2カ月前に訓練生から副操縦士に昇格してパイロットとしての第一歩を踏み出しています。

JTAに2人の女性副操縦士が誕生

機長をサポートする役割を担う副操縦士は飛行ルートの入力や管制官との通信などが主な仕事です。現在、JTAには、訓練生を含めて約160人のパイロットがいて、このうち女性は中尾さんと山本さんを含めて3人となりました。

JTA副操縦士・中尾郁海さん「将来的にはたくさんの人に愛してもらえるようなキャプテンになりたいなと思っています。そのために、親しみやすい空気感だったりとか壁を作らないということを大切にしていきたいなとと思っていて、整備士やグランドハンドリングの人、そのたくさんの人々とコミュニケーション取る機会があるので、そんななかでも物事を躊躇せず伝えあえるような環境づくりを目指していけるキャプテンになりたいなと思っています」

JTAに2人の女性副操縦士が誕生

JTA副操縦士・山本将子さん「今、私にできることとして、毎日毎日のフライトをしっかり準備して、取り組んで、そこで新しく得た知識であったり、アドバイスであったりを積み重ねて、いつか機長になれたらいいなと思います。これから女性のパイロットも増えてくれたらいいなと、その目標として、またその方々の環境づくりに尽力していけたらと思っています」

中尾さんと山本さんは、今後、7年から8年経験や訓練を積みながら、機長を目指すということです。

JTAに2人の女性副操縦士が誕生