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そして県内ではそんな東恩納投手・知花選手も出場した春のセンバツを目指す戦いが始まっています。高校野球・秋の大会が開幕し、1回戦から大激戦となっています。

コロナ禍を超えて4年ぶりに入場行進が行われた、県高校野球秋季大会の開会式。今大会には65校56チームが出場し上位2チームに与えられる九州大会への切符を目指します。

選手宣誓 コザ高校 吉田夕槻(ゆづき)主将「今持てる力をすべて出しアウトを取るまで全力で戦い抜くことを誓います」

センバツをかけ熱戦開始!高校野球秋季大会開幕

その先に来年春のセンバツが待つ秋の戦いは1回戦から大激戦が待っていました。

1回戦第2試合 那覇商業 対 糸満

力のある県立高同士の対決となった那覇商業対糸満は9回を終えて3対3と決着がつかず。ノーアウト1・2塁から始まる延長タイブレークへ。糸満は、去年の代からマウンドに立ち新チームではエースとなった黒島悠希(はるき)が球数が100球を超えても、1人で投げ続けます。

センバツをかけ熱戦開始!高校野球秋季大会開幕

糸満 黒島悠希(はるき)選手「このチームは自分が引っ張っていかないといけないなというのはありました」

10回表の那覇商業の攻撃を0に抑え迎えた10回ウラ。1アウトから黒島がこの日自身4本目のヒットを放ちサヨナラのチャンスを作ります。しかし… ここは那覇商業の3人目・知名優太の前に後続が2者連続三振。糸満はビッグチャンスを逃します。

すると続く11回表、疲れの見え始めた黒島が2本のタイムリーを浴びるなど、この回3失点。大きく勝ち越されます。それでもなお黒島は投げ続け136球、エースとして完投します。

エースの力投に応えたい糸満打線は11回ウラ先頭がフォアボールで出塁。満塁とすると途中出場の島袋善希(よしき)。起死回生の3点タイムリー3ベース!6対6と追いつくと、続く9番・眞喜志墾(ひらく)が三遊間を破り、逆転サヨナラ勝ち!

初日から大激戦となった秋の大会は来月7日、決勝予定です。

糸満 黒島悠希(はるき)選手「決勝まで勝ち上がって九州大会で2勝して 甲子園にいきたいです」

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