※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2カ月半前に、沖縄名護市にあるオリオンビールの工場から漏れた大量の冷却水が流れ出て海が赤く染まった事故で、配管のバルブを開け忘れた人為的なミスが原因だったことがわかりました。

6月に名護市の工場からプロピレングリコールという色付けされた赤色の冷却水が雨水を排出する溝に漏れて河川や海に流出した事故について、オリオンビールは通常開けておくべき配管のバルブが閉めたままになっていたことが原因だったと発表しました。

バルブが閉まって流れがせき止められている配管に冷却水が送られ続けたために亀裂が入って、そこから約24.8立方メートルの冷却水が漏れたということです。環境への影響はないということです。

オリオンビールは再発防止策として今後冷却水が入ったタンクにセンサーを付けるほか、ハザードマップを書くなどして監視体制の強化をはかる予定で「多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしました。