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経済に関するニュースをわかりやすくまとめてお伝えするビジネスキャッチー。まず最初のニュースは県の統計課がまとめている家計調査についてです。家庭の中で、1カ月にどれくらいの支出があったのかを調べているのですが、4か月ぶりに前の月を下回りました。
県統計課では毎月2人以上の世帯の家計の消費支出と2人以上の世帯のうち働く人がいる世帯の収入と消費支出について調べて公表しています。それによりますと、6月の結果は、2人以上の世帯では、一世帯当たり20万6157円で前の年の同じ月に比べて実質5%減りました。2人以上の世帯のうち働く人がいる世帯の実収入は一世帯当たり61万4646円、前の年の同じ月と比べて実質16.6%増加しました。
一方消費支出は22万7581円で実質3.2%減りました。実質の支出が減ったのは4か月振りの事です。
この調査は全国的に行われていて全国との比較もあります。興味深いのは支出に占める食費の割合エンゲル係数が沖縄の場合、全国平均に比べて高い傾向にあります。エンゲル係数の割合が低いほど生活にゆとりがあるという指標にもなりますので、離島県の苦しさがこの数字からも見えてきます。