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市場への流通は来年を予定しています。糸満漁協は、沖縄水産高校や琉球大学などとカキ養殖の産業化に向けて本格的に動き出しました。
沖縄原種のカキ養殖をスタートさせようと、7年前に立ち上がった「OKIスタープロジェクト」発起人は、北谷町でオイスターバーを経営する白(しら)迫(さこ)さんで、沖縄水産高校や、佐賀でカキ養殖を営んでいる梅津さんの協力を得て、実現に向けて養殖実験を進めてきました。
そんな中、去年、糸満漁協がカキ養殖の漁業権を取得。漁港内で、カキの種を採苗(さいびょう)し、沖で成長させ、およそ100キロのカキを生産することができました。今年の採苗は9月に行う予定で500キロ〜600キロの生産量を目指しています。
白迫さん「糸満だけではなく沖縄県は他のところでも区画漁業権取れるはず、糸満市からカキの養殖が成功したことで、どんどん外向きに発信していただいて、他の漁業組合の皆さんがやってみたいという人たちにどんどん技術の提供を行っていきたい」
大浜さん「地道に頑張ってきたので必ず糸満から新しい産業を発信していきたい」
糸満で養殖されたカキが流通するのは来年の予定です。