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小さな命を世話する責任感を育む 「オキナワカブトムシ」学ぶ特別授業

生き物に興味を持ってもらい「未来の昆虫博士」を育てようと9圧5日に那覇市の小学校で昔から沖縄に生息する「在来カブトムシ」について学ぶ特別授業が開かれ、幼虫を手に取った子どもたちは大興奮でした。

喜びの声を上げる小学生「めっちゃいる!めっちゃかわいい!もっとほしいなあ」

沖縄にルーツを持つ小動物の飼育や繁殖を手がける「沖縄イチムシ会」による特別授業が那覇市にある城西小学校で開かれました。

まず最初に絶滅の危機にある在来種の「オキナワカブトムシ」は500万年から300万年ほど前の中国と陸続きだった時代にやってきて独自の進化を遂げたとされていて、本土のカブトムシより体が小さく鳴き声を良く出すという特徴を持っていることが伝えられました。

次に、子どもたちを待っていたのは「幼虫」です!

授業では参加した児童全員にオキナワカブトムシの幼虫1匹がプレゼントされました。自分の相棒を選んだ子どもたちは「何が幼虫のエサになるのか」や、おがくずと米ぬかを混ぜた「「飼育マット」を水で濡らす必要があるのか」など細かな飼育方法を聞いていました。

沖縄イチムシ会・座間味眞会長「面倒を見ることで(カブトムシの)一生を見てみようとかね、そういうことになれば命のこともわかるし、関心も高まるかなと」

子どもたちは生き物の魅力とともに小さな命の面倒を見る責任を感じていたでした。