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沖縄の伝統的な建築技術を継承する技術者を育成しようと、9月2日、那覇市で研修会が開かれました。この研修は首里城の復元を進めていくなか、沖縄の伝統技術やそれを施す技術者を育成しようと県が国内外から寄せられた首里城未来基金を活用して初めて実施したものです。

研修には、建造物木工と木彫刻の分野に首里の円覚寺山門など文化財の復元工事に携わっている技術者や仏像を専門に彫る職人など、合わせて7人が参加しました。

現在、再建工事が進められている正殿は2026年秋ごろの完成を目指していますが、この研修では将来の首里城を支える技を受け継ぐ人材を育成します。

木彫刻分野研修生・伊波調さん「時代によっての彫刻の表現の違いもあったりして、沖縄には沖縄の文化の在り方、そういうものを自分が知らない表現があったということを学んでいけたらと思っております」

研修は9月2日から2024年3月までの予定です。