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「ミス沖縄」に代わる新たな観光手法を模索する検討委員会が開かれ、『性別に関係なく人選すべき』など意見が交わされました。

40年以上続いてきた沖縄観光をPRする「ミス沖縄」は近年叫ばれるようになった『ジェンダー平等』などを理由に2023年度から選出をストップしていて観光コンベンションビューローが新たな観光大使のあり方について議論が進められています。

検討委員会では沖縄県内外の10代以上を対象に実施したアンケート結果や他県の観光機関に実施したヒアリングの結果をふまえて議論を深めました。話し合いではこれまでミス沖縄に任せきりで『何をPRしたいのか明確になっていなかった』という反省が出たほか『性別を問わずに人選すること』や『PRしたい内容に適した人材に委託してもいいのではないか』といった意見が出ていました。

検討委員会・上地恵龍委員長「OCVBという立場で全沖縄県内の観光協会のいわゆるトップにいるので、まず我々の姿勢を示したうえでそれぞれの観光協会、今後どうするか一つの方向性として示すべきでないか」

検討委員会は新しい観光PRの方向性をとりまとめた提言を10月中に行う予定です。