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ガソリンの価格高騰が止まりません。県内のレギュラーガソリンの小売価格が187円を超え、2004年の調査開始以降、過去最高値となりました。
資源エネルギー庁によりますと、2023年8月14日時点で県内のレギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり187.2円と8週連続で値上げとなり、都道府県別の調査を開始した2004年6月以降、過去最高値となりました。
利用した女性は「ちょっときついですよね。学生にとっては」と答えました。利用した子連れ男性は「遠出もよくあるので、仕方ないと思うが出来るだけ節約したい」と答えました。利用した別の男性は「その分経済が良くなっていけばいいですけど、なかなかうまくいかないもんで大変です」と答えました。
1日およそ1000台が訪れる那覇市のガソリンスタンドでは、今後も値上がりする可能性を見据えて利用者が、その日に提示されている販売価格で入る分まで給油する「満タン」が多くなったということです。
この店舗では、高騰の波が利用者に転嫁しないよう、現金での支払いを薦めてキャッシュレス決済にかかる通信料や手数料を削減したり、窓ふきなど各種サービスを廃止し徹底的なコストカットを続けてきました。
しかし、2023年9月末には政府の燃料油の卸売価格を抑制する「補助金制度」が終了することが決まっていて、今後も厳しい状況が続きます。