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第105回全国高校野球選手権記念大会

夏の甲子園です。先週金曜日に初戦を突破した沖縄尚学が3回戦に向け調整を続けています。関西で取材を続けている寺崎アナウンサーに伝えてもらいましょう。寺崎さん、まず台風が心配ですがそちらの天気はどうでしょうか?

はい、私は大阪市にあります、ABC朝日放送の11階スカイテラスにいます。

本来であればあちら(西北西)の方向、12km離れたところにある阪神甲子園球場であす試合が予定されていましたが、台風7号の接近に伴いすでにあすの試合の順延が決定しました。沖縄尚学はあさって以降に3回戦に臨むことになります。

ただ、選手たちは来たる試合に向けて調整を続けています。注目の対戦相手も取材してきましたので合わせてお伝えします!

創成館の練習風景

沖縄尚学3回戦で対戦する創成館

寺崎アナ「沖縄尚学が3回戦で対戦する長崎・創成館の練習です。去年秋の九州大会の借りを長崎県勢として返したいという思いを持っています」

夏の甲子園初のベスト8を目指している長崎代表・創成館。去年の秋、沖縄尚学が優勝を果たした九州大会では、海星、長崎日大と長崎県勢2校が沖尚に逆転負けを喫しました。

5年ぶり3度目の夏の甲子園出場を果たした創成館にとっては、長崎県勢としてリベンジの一戦となります。

創成館・小野隼平主将「自分たちは長崎の予選を勝って全国大会の舞台に来ているので、まだ沖縄尚学には勝ったことがないので、まずはチーム一丸となって勝ちに行きたい」

創成館は堅い守備と手堅い攻撃が特徴で、ロースコアで先行逃げ切りの試合展開を理想としています。

複数いる投手陣の中で、エースの福盛大和はプロ野球の横浜や楽天、メジャーリーグでもプレーした福盛和男さんの長男で、夏の甲子園2回戦では変化球を効果的に使うピッチングで星稜相手に4回無失点。3回戦に向けては、沖尚の東恩納との投げ合いを楽しみにしています。

沖縄尚学3回戦で対戦する創成館

創成館・福盛大和選手「(東恩納は)自分が目標としているピッチャーの完成形のようなピッチャーなので、そういう人と投げられるのは幸せなことだし、先頭バッター含めて1人ひとり丁寧に抑えていくことが最少失点に抑えることにつながってくると思う」

攻撃では、小技をからめランナーを進めます。初戦の星稜戦では、揺さぶりをかけてフォアボール8つ、ヒット5本ながら6得点と効率よく点数を重ねました。

3番サードの松﨑誠人は、九州大会でのピッチングを見て、夏の甲子園の開幕前から東恩納と対戦したいと意気込んでいます。

創成館・松﨑誠人選手「夢みたいなものが叶ったので、東恩納と戦うのは。自分ができる最高のパフォーマンスをするだけなので、自分のスイングを貫き通したい」

沖縄尚学の練習風景

沖縄尚学3回戦で対戦する創成館

寺崎アナ「気温は38度を超えました。もわっという空気、猛暑です。そんな中、沖縄尚学は3回戦の相手創成館を意識した練習を行っています」

対する沖縄尚学。初戦では2回に先制した3点を守り切って勝ちましたが、ヒットは6本といなべ総合よりも少なく、8回の攻撃中4回が三者凡退でした。

打線が奮起し、チャンスの回数を増やすために、逆方向へのバッティングをもう一度チームで共有し、体に染み込ませています

沖縄尚学・佐野春斗主将「次の試合確実にバッター陣がカギになるとミーティングでも話されているので、野手陣が自分のスイングを心掛けるという000000004対相手になった時でもしっかり軸で振るということを1つテーマに持ってやっていた」

創成館の選手たちが意識しているエース東恩納蒼を始めとするピッチャー陣は、ブルペンで、コントロールや変化球のキレを意識して調整していました。

対策を練ってくることが想定される相手に対し、普段通りのピッチングを心掛け、無失点に抑えることを目指しています。

沖縄尚学3回戦で対戦する創成館

沖縄尚学・東恩納蒼選手「いろいろな球にしっかり対応してくると思うので変化球でかわしながらやっていきたい。連打を浴びないようにヒットを打たれても次にしっかりと備えるというか、(沖縄尚学の)攻撃につなげるような投球をしたい」