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高齢者や耳の不自由な人との円滑なコミュニケーションを図ろうと、うるま市で会話を瞬時に文字に表示するディスプレイを活用した実証実験が行われています。
うるま市役所の障がい課福祉窓口に設置されたのは、透明ディスプレイを活用したライブ字幕サービス「AI-mimi」です。
窓口で担当者が話した内容がAIによる音声認識システムとオペレーターの字幕入力によって、ディスプレイにリアルタイムで文字が表示され音声を視覚化します。
聴覚障がい者向けのライブ字幕サービスを提供しているアイセック・ジャパンが、うるま市の協力を得て、実証実験を行うために2023年7月から市役所に1台設置しました。
会見でアイセック・ジャパンの一瀬宗也社長は、「耳の不自由な人や高齢者にも、窓口サービスが使いやすいものにしたい」と意気込みを語りました。
実証実験は、2023年8月18日まで行われる予定で、今後、サービスの実用化を目指します。