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台風6号は沖縄本島中南部から遠ざかっていますが、北部に最も近づいています。激しい雨風が長く続いているため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒してください。
水しぶきを上げながら車が走り抜けて行きます。また、別の場所では茶色い水をかき分けるようにして車が進んでいました。あちらこちらで道路が冠水した名護市内では8月5日午後5時20分までの24時間に144.5mmの降水量が観測されていました。
台風6号は今、本島北部に最も近づいていて、本島地方は長時間強い雨風にさらされ続けています。8月6日午前中までに線状降水帯の発生による大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
依然として停電が続いていて、8月6日午後5時の時点で3万880戸と午前中から増えました。今回の台風でこれまでに2人の死亡と85人のけが人が確認されています。
甚大な被害が出たことから、沖縄県は9つの市町村に災害救助法の適用を決めていましたが、那覇市や浦添市、読谷村など新たに25市町村が追加されました。
台風6号は午後5時の時点で徳之島の西の海上をゆっくりした速さで東に進んでいます。今後も動きが遅いため、本島地方は8月6日にかけて大荒れの天気になることが見込まれています。
本島中南部は8月6日未明まで、本島北部は8月6日昼前まで暴風に警戒してください。本島地方は8月6日にかけて多い所で1時間に50mmの非常に激しい雨が降る見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒してください。