2023年8月6日に開幕する夏の甲子園の組み合わせ抽選会が行われ沖縄尚学の初戦の相手が、三重代表のいなべ総合に決まりました。
春夏連続での出場となる沖縄尚学の選手たちは8月2日甲子園に向け出発する予定でしたが、台風の影響で飛行機が欠航となり、抽選会には先に大阪入りした比嘉公也監督、大城英健部長、佐野春斗主将が出席しました。
高野連は、沖縄尚学の甲子園入りの遅れを受け、抽選会を前に沖尚の初戦を大会5日目以降に組み込むことを決め、代表49校の先陣を切って、佐野主将が最初にくじを引きました。
沖縄尚学・佐野春斗主将が「沖縄尚学高校19番Bです」と読み上げました。
沖縄尚学は2回戦から登場で大会6日目、2023年8月11日の第1試合に決まりました。その対戦相手は、「いなべ総合高校19番Aです」と読み上げました。三重代表のいなべ総合に決まりました。
いなべ総合は、7年ぶり3度目の出場で三重大会決勝では、宇治山田商業を相手に3時間を超える熱戦を1点差で制しました。決勝も含め夏の大会5試合中3試合が逆転勝ちと勝負強さが持ち味のチームです。
沖縄尚学・佐野春斗主将は「(いなべ総合は)すごく良いチームと聞いているので対戦が楽しみ。やっと相手校と日程が決まってしっかり調整していきたい。」と答えました。
いなべ総合・堂上陸翔主将は「沖縄尚学のみなさんは身体能力や野球のレベルが高いのでそこで自分たちの野球がどれだけできるのか楽しみ」と答えました。
一方、那覇空港では、出発が遅れていた沖尚の選手たちが8月3日午後、無事甲子園に向け出発しました。
「来た来たー」と搭乗前にはインターネット配信で抽選会を見守りました。
沖縄尚学・東恩納蒼選手は「抽選会をみんなで見たいという気持ちはあったけど、甲子園で試合ができるということには変わりはないのでそこで思う存分プレーしたい。調整できる期間が長くなったので自分たちの野球をしっかりやりたい」と答えました。
東恩納蒼選手のお母さんは「安心している。とりあえず出発できるということで、本人が思い通りのピッチングができれば私は良いです。」と答えました。
夏の全国高校野球は2023年8月6日に開幕し、沖尚ナインは、関西入りして調整し8月11日の初戦に臨みます。