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7月27日午後、うるま市にある沖縄電力の火力発電所で船に積んだ石炭を荷揚げする重機が倒壊する事故があり30代の男性作業員が軽傷です。
花城桜子記者は「大きな重機は倒壊し、石炭を積んでいる船に覆い被さっています。重機の一部が海に浸かっているのがわかります」
沖縄電力や警察によりますと7月27日午後2時ごろうるま市にある沖縄電力の具志川火力発電所で発電の燃料として使う石炭を船から荷揚げしてベルトコンベヤーに乗せていた時に「揚炭機」と呼ばれる重機のシャベルを支えるアームの部分が根元から折れて倒壊しました。
倒壊によって運転席が落下し操作をしていた30代の男性作業員が首を痛めるなど軽傷です。
「揚炭機」は高さ30メートル、幅70メートル、重さ1100トンで、具志川火力発電所には2基設置されていてそのうち1基が倒壊しました。残る1基は原因がわかるまで動かさないことになっていて電力の供給に支障はないということです。
具志川火力発電所の揚炭機は1994年に設置されたもので月1回ほど稼働させながらメンテナンスは日常的に行われていたということです。壊れた揚炭機は修理したうえで将来的にはさらにもう1機増やす予定です。
沖縄電力仲程拓取締役常務は「今回、私たちの仲間本を当に危険にさらしてしまったというところについて、大変申し訳なく思っておりますし、今後このようなことが二度と起こらないように、原因の調査、また再発防止を徹底して行っていきたいと強く思っているところです」と述べました。