※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
下水処理の際に出るバイオガスを活用して発電する事業が西原町で始まりました。
にしはらバイオエナジーの大城邦夫社長は「官民が連携して再生可能エネルギーを有効活用することで温室効果ガスの削減による地球温暖化防止ならびに地域産業の活性化を目的としております」と述べました。
この事業は、県と民間6社が連携し西原浄化センターの下水処理施設から出るバイオガスを燃料にして発電する仕組みです。県の所有する下水処理施設での運用は4例目で、発電された電気は、沖縄電力に売電されます。この施設で作られる電気は、1年間でおよそ330世帯分で年間720トンのCO2削減になるとみています。
にしはらバイオエナジーでは、「今後、子どもを対象にした環境エネルギー関する出前授業の実施や西原工業団地や自治体などに電気を供給することでCO2排出量の削減に力を入れていきたい」としています。