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前議長による現金の授受疑惑を受け那覇市議会では議員が権限などを不当に行使し利益を図ることを防止するための政治倫理条例案が審議され賛成多数で可決されました。
那覇市議会の久高友弘前議長は市が所有する土地の権利を巡って、会社代表の男性から議長室で5000万円を受け取った疑惑が持たれ2023年3月に議長を辞職しました。
この問題を受け那覇市議会は、特別委員会を立ちあげ、議員が権限や地位を不当に行使し利益を図ることを防止するための条例案をとりまとめ7月5日の本会議に提出しました。
条例案では、市民が政治倫理基準に違反した議員の審査を求めることができるとしたほか贈収賄などの罪で起訴された議員は、説明会を開催し市民に釈明することなどが定められています。
条例案は、より長期的に検討をするべきと議員1人が反対意見を出しましたが、採決の結果賛成多数で可決されました。