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7月1日、豊見城市でバスジャックが起きた時に犯人を取り押さえるまでの連携を確認する訓練が行われました。
警察・消防・バス会社の3者によるバスジャックの対応訓練は、乗客に紛れ込んだ男がナイフを使って運転手を脅してバスを乗っ取るとともに、乗客1人を刺したという想定のもと実施されました。
那覇空港に向かうように命令された運転手が、行先表示器を使って車内の緊急事態を伝えると、通報を受けて追跡を始めた警察がパトカーなどでバスを取り囲んで逃げられないようにした後、犯人の男が降りてきたところを取り押さえました。さらに警察と消防で車内の安全を確認したうえでけが人を搬送し、乗客を救助するまでの関係機関の連携を確認しました。
豊見城警察署・玉城友也刑事官「日ごろから有事を想定して備えることが大事ということで、バス車内での通報の訓練、警察に対する通報の訓練だとか、そういったものを日ごろからやっていければと考えております」
警察・消防・バス会社の3者は今後も訓練を続けて連携の強化をはかり、迅速に情報を共有できるようにしていく方針です。