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4年ぶりに前の年を上回りました。沖縄の県産品の代表格ともいえる「かりゆしウェア」の製造枚数が2022年の1年間で約31万6200枚と、前の年と比べて11%ほど増加していました。

沖縄県によりますと2022年に製造された「かりゆしウェア」は約31万6200枚で、2021年より3万700枚あまり増えました。

製造枚数が前の年を上回ったのは4年ぶりで、新型コロナが落ち着きをみせたことで外出する機会が増えたことに加え、沖縄が本土に復帰して50年という節目の年だったことや沖縄を舞台にしたテレビドラマの影響があったと県は分析しています。

2019年から2021年の間は新型コロナの感染拡大によって行動が制限されたりテレワークが推奨されたりするなど、経済活動の落ち込みとともに製造枚数も減少傾向にありました。

「かりゆしウェア」は2000年の九州・沖縄サミットをきっかけに認知度が大幅に高まり、2014年に製造枚数がピークを迎え50万枚に迫りました。

県衣類縫製品工業組合は2023年の製造枚数について上半期の製造ペースが好調に推移していることをふまえ、コロナ前の水準まで戻ると見込んでいます。