Bリーグ琉球ゴールデンキングスの前ヘッドコーチで現在は仙台で指揮を執る藤田弘輝(ふじた ひろき)さんや元祖ミスターキングス、金城茂之さんが沖縄で子どもたちを指導しました。
八重瀬町の体育館で、25日までの2日間行われた「バスケットボール&ライフカップ イン オキナワ」現B1仙台のヘッドコーチ、藤田弘輝(ふじた ひろき)さんが立ち上げたイベントで、試合の他に技術指導も行われました。
藤田弘輝さん「主に高校生が大学でプレーしたいでもきっかけがないなという子たちに少しでも大学でプレーできるきっかけをつくるプロジェクトの延長線にあるイベント」
藤田さんは強豪校出身や大きな実績がなくともバスケで進学したい高校生とスカウトしたい全国各地の大学チームとのマッチングを行なっています。今回のイベントには小・中学生も合わせた200人ほどが参加して、自分より上の年代の選手のプレーや指導者のアドバイスなども体感しながらより高みを目指してもらおうという試みです。
元祖ミスターキングスで指導者の金城茂之さんは指導の中で”自分を知る”大切さを強調しました。
金城茂之さん「短所を消すでも良いし長所をもっと伸ばすでもいいし。その目標が見つかれば行動が変わってくるので人生計画というか上手くなるためのプランを見つけることがすごく大事だと思う」
この日指導を受けた中学生世代にはプロを目指したりバスケでの高校大学進学を考えている選手が大勢いて高いレベルの教えを真剣な表情で聞き、実践していました。
指導を受けた中学3年生 大城具矩選手「きょう金城さんに教えてもらった股関節をつかってのピボットで相手のプレッシャーから逃げることができた」
指導を受けた中学3年生 玉城ジャェライ・リュウ選手「高校生になった時にはスペーシング・ムービングとかコート全体を使った動きが大事ということを知れたのでとてもためになった」
キングスのBリーグ優勝や、バスケW杯の沖縄開催などバスケットボールの機運が高まっている中で、ファンとしてだけでなくプレイヤーとしても輝ける環境づくりが進められています。
藤田弘輝さん「沖縄のバスケカルチャーだったりみなさんの情熱が素敵だと思って。真っ直ぐ素直に好きなことに向かって伸びていってほしい」