※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
体をむしばむ危険な薬物に手を出さないよう「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に24日、県内の中高生たちが薬物のリスクを訴えながら薬物乱用の防止を呼びかけました。
「薬物乱用、ダメ、ゼッタイ。」
これは6月26日の「国際麻薬乱用撲滅デー」にあわせて実施されたもので中学生や高校生などおよそ100人のボランティアが違法な薬物の危険性を訴えました。
覚せい剤や大麻といった違法な薬物を一度でも使うと繰り返し使うようになる「依存症」と、使用量が増えていく「耐性」によって脳を侵されて体も心もむしばまれる悪循環から抜け出せなくなるといいます。
参加した高校生は「身近に増えた薬物の危険性が少しでもなくなればいいなと思って声かけをした」別の高校生は「高校生の(薬物)乱用も多いので、私たちも気をつけて、みんなも気を付けてもらいたいです」などと話していました。
厚生労働省のまとめでは2021年、県内で薬物乱用による摘発は245人にのぼっていてそのうち、大麻を所持したり、使用したりしたケースが159人と最も多く大半が30歳未満でした。