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訃報です。元経済同友会の代表幹事で、長年にわたり、沖縄と本土の経済界をつないできたウシオ電機の創業者、牛尾治朗さんが2023年6月13日、誤嚥性肺炎ために亡くなりました。

92歳でした。牛尾治朗さんが沖縄懇話会設立総会のときに「どんどん沖縄の人も東京や大阪に出てきてもらって15年後には我々を全く必要としない、沖縄県人会で日本が動くというぐらいに、沖縄県のみならず、日本全体にも大いに進出してきてほしい」と述べました。

ウシオ電機の創業者牛尾治朗さんは、元経済同友会代表幹事として、国内の政財界のパイプ役を務めました。また、沖縄と本土の経済界の交流団体である沖縄懇話会の設立メンバーの1人で、毎年、沖縄でフォーラムに参加し、沖縄の経済界への提言を行ってきたほか、沖縄と本土の経済界をつないできました。

2023年6月13日、誤嚥性肺炎のため亡くなりました。92歳でした。沖縄懇話会のメンバーで小禄邦男代表幹事は、牛尾さんの訃報に触れ「大きな人を我々は失った。寂しい気持ちがいっぱいです。(牛尾さんは)これからは沖縄の若者が、堂々と日本の若者に混ざってのびていく、そういうのを楽しみにしていらっしゃったんじゃないでしょうか」と述べました。

牛尾治朗さんは2019年のインタビューで「若い経営者が先頭を切って、沖縄の改革を、沖縄の新しいスタートを切ろうじゃないか」と話しました。

後日、牛尾治朗さんのお別れの会が開かれるということです。