19日の試合、隣どうしの学校対決ともなった1回戦屈指の好カード「豊見城と小禄」小中学生時代からの同級生や顔なじみも多くいます。
どちらも譲れない、最後の夏の第１戦は両チームの４番が意地を見せました。まずは2回、小禄の竹下琉揮（たけした りゅうき）2アウト満塁からタイムリ―ヒット。
小禄 4番打者竹下琉揮選手「対戦が決まった時から（知り合いの多い）豊見城高校には絶対に負けたくないという気持ち 」
この回小禄は3点を先制。しかし春ベスト4の豊見城もすぐに反撃。3回、2アウトながら2，3塁のチャンスを作ります。打席はこちらも4番、玉城銀之輔（たまき ぎんのすけ）
豊見城 4番打者玉城銀之輔選手「（小禄に）仲井真（中学）勢がいっぱいいるが絶対に負けないという気持ちで戦った」
すぐさま1点差。迫られた小禄は4回、1点を取りなおも2アウト2，3塁のチャンスで再び竹下。
小禄 4番打者竹下琉揮選手「4番のプライドとしてここで自分が返すという気持ちで（打席に）入った 」
引き離された豊見城ですが諦めません。7回は2アウト満塁で、ここまで2安打の4番玉城（たまき）打ちたいところ、でしたが（満塁押し出し）
豊見城 4番打者玉城銀之輔選手「自分が打とうではなくてチームのために考えてフォアボールを選んだ」
ぐっとこらえ選んだ押し出し。1点を返してなおも満塁。ここで・・（後続三振）大きなガッツポーズは小禄のキャッチャー竹下。反撃をふり切った小禄が、初戦突破です。
小禄 4番打者竹下琉揮選手「全員ができることを一致団結して勝利をつかみ取れたのでチームとして良かったと思う次の試合も気を抜かずに頑張っていきたい」
豊見城 4番打者「いままでやってきたことを信じてやった。小禄の人に頑張れと（伝えたい）僕たちの分まで頑張って欲しいと思う」