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沖縄戦当時、旧日本軍の戦闘の指揮の拠点となっていた第32軍司令部壕。慰霊の日を前に、壕の保存公開を求める市民団体が沖縄を二度と戦場にしてはいけないと声明を発表しました。
第32軍司令部壕の保存・公開を求める会は慰霊の日を前に会見を開き平和の重要性などを訴える声明を発表しました。
第32軍司令部壕の保存・公開を求める会瀬名波榮喜会長は「私たちは沖縄戦の記憶からたぐり寄せた「命どぅ宝」を心に刻み、司令部壕の保存と公開を求める会として世界の恒久平和を強く訴えます」と話します。
声明を発表した理由については台湾有事への懸念や県内での自衛隊増強などの状況に触れ二度と沖縄を戦場にしてはいけないという思いを訴えたいと説明しました。
また会のメンバーは戦争体験者などが減少している現状に触れ第32軍司令部壕は「沖縄戦の永遠の語り部になる」として第32軍司令部壕の保存公開の必要性も訴えました。