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「慰霊の日」に、沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する生徒が、本番に向けて抱負を語りました。
つくば開成国際高校3年・平安名秋さんは「一番は遺族の方々に少しでも心安らかに、そして戦没者の方々に少しでも心安らかになっていただきたいとういうのが一番です」と話しました。2023年の沖縄全戦没者追悼式で平和の詩を朗読するのは、つくば開成国際高校3年生の平安名秋さんです。
「平和の詩」は、毎年、県内の学校から応募があった作品の中から選ばれ、「慰霊の日」に行われる追悼式で作者が朗読します。平安名さんの詩「今、平和は問いかける」には、自身が中学生の時に目にした平和の礎に刻まれた兄の名前に手で触れながら涙を流す祖母の姿がつづられていて、沖縄戦について学び語り継ぎながら、平和をつむいでいこうという決意が込められています。
つくば開成国際高校3年・平安名秋さんは「自分の祖母という身近な親族の涙を目にしたときに、心にくるものというか平和を次世代につないでいくことが需要なんじゃないかと考えるきっかけになりました」と話しました。
平安名さんが出席する追悼式は、2023年は、4年ぶりに参列者を制限せずにコロナ前と同じ規模で開催されます。