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慰霊の日まであと10日です。まもなくやってくる6月23日を前に絵本を通して平和の大切さを感じてもらおうと沖縄県中城村にあるこども園で読み聞かせ会が行われました。

絵本「はな」読み聞かせ「ある時、北の国の偉い人と南の国の偉い人が戦争をはじめました」

中城村のひらやすこども園で行われた読み聞かせ会は6月23日の慰霊の日にあわせて「子どもたちに平和について考えてもらおう」と企画されました。

使われた絵本は沖縄県出身の絵本作家「しろませいゆう」さんが作成した「はな」というもので争いが絶えない2つの国が武器ではなく「はな」を贈りあうことで笑顔になり〝戦争は愚かなこと〟だと気づかせるストーリーになっています。子どもたちも絵本に真剣な眼差しを向けながら平和とは何かしっかりと考えていました。

読み聞かせを聞いた子ども「なかよししたり、いっしょにあそんだり、かしてといったらいいよといっていた」

絵本作家・しろませいゆうさん「お父さんお母さんと一緒に読み聞かせしてくれると嬉しい、1回で終わりではなくて読み聞かせをきっかけに2度3度と読み返してほしいと思います」