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県が実施した沖縄市の湿地帯と周辺の川のPFAS調査で最大で国の暫定指針値の104倍にあたる高濃度のPFASが検出されたことがわかりました。

県によりますとこれまでの調査で、沖縄市北部にある産業廃棄物最終処分場とその周辺の河川で人体に有害な影響を及ぼす有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値を大幅に超えて検出されていたため、県は2023年1月、改めて沖縄市北部にある最終処分場周辺の湿地帯7地点と周辺河川6地点の合わせて13地点で調査を実施しました。

分析の結果、10地点から国の暫定指針値を上回る高濃度のPFASが検出され、そのうち、川崎川の上流部にある湿地帯の水からは最大でPFOSとPFOA合わせて暫定指針値の104倍にあたる数値が検出されました。

県によりますと今回調査した水については飲み水などに使われているものではないということです。県は汚染源については不明としていて、引き続き「湿地帯のモニタリングを継続し、汚染源の把握に取り組む」としています。