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沖縄水産高校では海外実習に行く生徒たちを見送る出港式が行われ家族や在校生が激励に駆け付けました。

沖縄水産高校が使う実習船「海邦丸」には3年生と専攻科の生徒たち約60人が乗船して6月9日から航海の訓練を積む遠洋航海実習に臨みます。

約1カ月の期間のなかで台湾の港を訪れたりフィリピン沖でマグロのはえ縄漁を行ったりして、航海士や機関士の資格を取れるよう実践経験をつみます。

海洋技術科3年・仲田旭さん「陸上とは違った経験を通して、ひとまわりもふたまわりも成長していきたいと思っています」

海洋技術科3年・花城心菜さん「4級海技士を取得して、将来は女性航海士になりたいと思っています」

出航式には実習に臨む生徒の保護者だけでなく校長や下級生も集まって、航海の安全を祈願するとともに無事に返ってくるよう生徒たちを激励していました。

漁でとれたマグロは食品加工を学ぶ生徒たちの授業に活用されるということです。