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嘉手納基地でアメリカ軍機の夜間・早朝の飛行差し止めを求めている市民団体が南西諸島の防衛力強化を明記した安保3文書について、自衛隊強化の中止を求める請願書を本島中部の市町村議会に提出する考えを示しました。

第4次嘉手納基地爆音訴訟原告団・諸見里宏実代表が「沖縄を再び戦場にしないためにすべての沖縄の自衛隊基地の機能強化を止め対話による平和外交に徹すること」と述べました。

アメリカ軍機の深夜・早朝の飛行差し止めを訴え続けている第4次嘉手納基地爆音訴訟団は、南西地域の防衛力強化などを盛り込んだ安保3文書について「沖縄を再び戦争に巻き込むことを想定していて県民の生命や財産を脅かす」と指摘しています。

請願書では、陸自勝連分屯地への地対艦ミサイル部隊の配備や沖縄訓練場に弾薬や物資の支援を担う部隊の配置など自衛隊強化に反対し対話による平和外交に徹することなどを求めています。

請願書は、読谷・北谷・嘉手納の議会には提出しうるま市と沖縄市の議会には2023年6月13日までに提出するということです。