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甲子園行き1枚の切符かけ熱戦!夏の高校野球沖縄大会の組み合わせ決まる

高校球児にとってはワクワク・ドキドキの日だったのではないでしょうか?6月17日に開幕する夏の高校野球沖縄大会の運命の組み合わせ抽選会が6月6日に行われました。

105回目となる今大会には、66校60チームが出場し、たった1枚の甲子園切符を目指します。

沖縄市で行われた組み合わせ抽選会には出場校の監督やキャプテンらが集いました。今大会には4つの連合チームを含む66校60チームが出場します。1校ずつ緊張な面持ちでくじを引いていき、初戦の相手が決まりました。

まずは、Aブロックです。第1シード「ウェルネス」は宮古総実・宮古工業連合と秋春ともにベスト8入りした沖縄工業の勝者と対戦します。新人大会準優勝の「北谷」のほか、力のある県立校同士の対決、秋の大会ベスト4の「糸満」と春ベスト8の「前原」の一戦は1回戦屈指の好カードです。

そして、Bブロックが今大会一番の激戦区となりました。第4シード「西原」のほかに、「沖縄水産」、「具志川商業」、「豊見城」に「小禄」、「北山」と2022年夏ベスト4の「美里工業」など実力校が並びます。さらに、ノーシードから登場する「興南」も初戦で「中部商業」と対戦します。

Cブロックは春のセンバツで2勝をあげた第2シード「沖縄尚学」が頭ひとつ抜けている印象です。春はベスト8に入った創部2年目の「エナジック」や2022年夏、準決勝で興南と延長11回の激闘を繰り広げた「KBC未来」などがこのブロックに入りました。どこが対抗馬として出てくるのか注目されます。

最後にDブロックです。第3シード「宮古」は「美里」と「南風原」の勝者と初戦で激突します。石垣島の3校すべてがこのブロックに入ったほか、「本部・名護商工連合」と「名護」の地元対決も注目です。

なお、29人が名乗りを上げた選手宣誓は抽選の結果、興南高校の野里悠介キャプテンに決まりました。

2023年は4年ぶりにブラスバンドや声出しによる応援が解禁されるほか、開会式もセルラースタジアムにすべての学校がそろいます。大会は6月17日に開幕です。たった1枚の甲子園切符をかけた球児たちの熱い夏が始まります!