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警察学校生が沖縄戦で亡くなった県職員を追悼し平和への思いを新たにしようと「島守の塔」の清掃活動を行いました。
糸満市の平和祈念公園に建立されている「島守の塔」には、沖縄戦で殉職した当時の島田叡知事や荒井退造警察部長などの県職員、４６９人の名前が刻まれています。
県警察学校の大城盛和学校長は、「戦時中、県民の命を守るという使命感を持って職責を全うし１０万人余りの住民を救った。敬意を表しながら、心を込めて清掃にあたってほしい」と話しました。
警察学校生は「過去を受け継いでいかないといけないと思いますし、私たちも市民を守る立場である警察官なので、これからも市民のために守れる警察官になりたいと思っています」と述べました。
警察学校生らは慰霊塔についた汚れを布で拭き取ったり、周辺に落ちた葉をほうきで拾い集めるなど清掃し、平和への気持ちを新たにしていました。