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大型で強い台風2号がノロノロと北上を続けています。沖縄県の先島諸島ではこれから暴風となる見込みです。石垣島から中継です。
現在の石垣島は横殴りの雨に加えて、時折、体のバランスを崩すような不規則な強風が吹いています。5月31日は朝から石垣島を取材するなか午後から雨や風が急激に強くなる場面があって台風が近づいていることを5月30日よりも強く感じました。空の玄関口となっている新石垣空港は混雑している様子はなく、ひっそりと静まり返っていました。ただ、台風による飛行機の欠航を心配して予定を早めて島を出る観光客などが搭乗手続きに訪れていました。
埼玉から来た観光客「(飛行機の便を)予定より早めた。飛ばないかなときのうも不安だったのですぐ帰る予定です」
兵庫から来た観光客「本当はきのう、波照間島に行って泳ごうと思っていたけど船が全部止まっていたので残念でしたけど波照間島に行くことができなかったです」
台風が来ると離島に生活物資を運ぶ手立てがどうしても制限されてしまうという弱点があったりします。食料の状況などは大丈夫ですか?
5月30日に取材したスーパーでは品切れが出ていたり、入荷が遅れていることを知らせる張り紙もあって十分に足りているとは言い憎い状況です。特に本島から船で運ばれてくる豆腐や納豆、牛乳や卵といった生ものが品薄状態になっていました。次に食料品が届くのは早くても6月6日になる予定で店の人も不安な様子でした。
石垣島や宮古島は5月31日夜にも台風の暴風域に入る恐れがあり警戒が必要です。