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大型で強い台風２号は、沖縄の南にあって先島諸島では大しけとなっています。
大型で強い台風２号は、３０日午前９時には沖縄の南にあって、ゆっくりと北西に進んでいます。中心の気圧は９５０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は６０メートルとなっています。
台風２号は、３１日から先島諸島の南海上を北上し、６月１日から２日にかけて先島諸島へ接近する見込みです。先島諸島では、６月１日から２日頃にかけて暴風となる見込みです。
３０日午前８時ごろの石垣市の様子です。海上はすでに大しけとなっていてうねりを伴った高波が打ち寄せています。港では、ほとんどの船がロープでしっかり固定するなどして台風への備えていました。また、石垣島と周辺離島を結ぶ船の便も全便が欠航しているほか、このあとも６月２日まではいずれも欠航する見通しとなっています。
さらに、この台風の影響で沖縄本島と離島を結ぶ便にも影響が出ています。那覇市の泊港では、座間味島や渡嘉敷島などを結ぶ多くの便が欠航しています。この後も、台風の動きに警戒が続きます。