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琉球ゴールデンキングス 連勝で2季連続のファイナルへ!

琉球ゴールデンキングス、2年連続のファイナル決めましたね!はい、いよいよここまできました!悲願の日本一を目指すキングスは、決勝進出をかけたセミファイナルで大接戦を制しリベンジの舞台への切符を掴みました!

悲願の日本一まであと4勝。セミファイナルに臨んだ琉球ゴールデンキングス。 試合前、桶谷大HCは決勝への強い思いを語っていました。

桶谷大HC「去年決勝で負けた悔しい思いがあるので、自分たちの運命は自分たちで作るというセミファイナル勝って自分たちがリベンジすると」

ところが、おとといの第1戦、主軸である岸本、今村が相次いでファールを重ねてしまい、第1Q途中で一旦ベンチに下げざるを得ない状況に陥ります。それでも、今シーズン経験を積み重ねてきた「セカンドユニット」、ベンチから出てきた選手らが躍動します。

この日、27歳の誕生日を迎えたコー・フリッピンがブロックショット!さらに、今シーズンキングスに加入した松脇圭志(よしゆき)が存在感を発揮します。

松脇圭志選手「僕もそうですし、他のベンチメンバーが活躍することでCSは勝ち上がっていけると思っているので」

対する横浜は、2月のキングスとの天皇杯準決勝で1人で45得点をたたき出した日本代表の司令塔・河村勇輝が、けがで万全では無い中でもこの試合もファールを受けながらの3ポイント。さらにキングスのディフェンスをかわしながらのシュートと試合の流れを変えてきます。

徐々に追い上げられたキングスは第3Q途中で同点に追いつかれますが、レギュラーシーズンを経て培った「層の厚さ」がここでも力を発揮!フリッピンやアレン・ダーラムの得点、さらに松脇がこの日5本目の3ポイントを沈め、横浜を突き放し、第1戦を勝利!セカンドユニットの活躍で、決勝進出へ王手をかけます。

大事な初戦を快勝したキングスでしたが、桶谷HCは第2戦への思いを語気を強めて語りました。

桶谷大HC「(第2戦は)失礼な話ですけど勝つだけですよ。醜い試合でも全然かまわないと思っていて、ファンの人には申し訳ないですけど、僕らは勝つことが一番重要だと思っているんで、勝つだけです」

その思いはブースターも同じでした。

ブースター(女性)「きょうは勝つ気持ちでアリーナに来ました。絶対勝つという気持ちで」

ブースター(女性)「絶対勝ってファイナル・横浜アリーナに行きたいと思っています」

ブースター(お母さん)「優勝までいってくれればいい」(男の子)「勝ってほしいです」

勝てば今季最後の沖縄アリーナでの試合となるきのうの第2戦。過去最多8,619人の観客の前で、キングスも横浜も両者一歩も引かない大接戦が繰り広げられます。

キングスが小野寺祥太の3ポイントなどで会場を沸かせる一方で、横浜も河村の得点などでリードを奪い、キングスが追いかける時間が続きます。

迎えた第3Q、キングスはジャック・クーリーのブロックから速攻3P!牧隼利がこのチャンスを決めきり、逆転に成功します。それでもすぐさま横浜も取り返し、第3Qを終えて、同点に。 最終第4Qに入っても一進一退の攻防が続きます。

残り3分になっても、その差は1点。会場からはキングスを後押しする応援が続きます。 この緊迫の展開を打ち破ったのは、最後はキングスの主力選手たちでした。

主力もベンチメンバーも全員が活躍し、リベンジの舞台への切符を掴んだキングス。いざ、頂点をかけファイナルへ乗り込みます!

今村佳太選手「去年負けて優勝トロフィーを掲げているのを自分たちは見せられたので、そこに対する悔しい思い、このファイナルに誰よりも意識して1シーズン取り組んできたのも自分たちだと思っているので、その気持ちがすべてかなと思います」

いよいよ27日からファイナルが始まります。相手は東地区1位・千葉ジェッツとなりました。千葉は記憶にも新しいところですが、今年の3月に天皇杯決勝でもあたっていてその時はキングスが敗れました。

キングスにとっては宇都宮に敗れた去年のファイナル。そして千葉との再戦ということで、2つの意味でもリベンジの場になります。