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辺野古新基地建設に関する国の環境監視等委員会は16日、建設現場海域付近で見つかったジュゴンのふんについて防衛局側に対し県のDNA分析を精査するよう指導・助言しました。

県によりますと、2022年7月新基地建設が進む護岸から南西側にある名護市久志の海岸で固形状のふんが見つかり、分析したところジュゴンのDNAが確認されました。この件について16日の環境監視等委員会で委員から防衛局に県のDNA分析について確認するよう求める指導・助言がありました。

防衛局側は委員会終了後の会見で報告書の内容については県に確認中とし、回答を受けて対応を決めるとしています。

この日、委員の間では環境DNA分析の確実性について意見が交わされ、中村委員長は終了後「この調査方法による結果が確からしいということになれば今後の調査方法を議論しなければならない」と話していました。

この日の委員会では、移植をしたオキナワハマサンゴ1群体の死亡が2023年3月に確認されたことも報告されました。