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続いてはスポーツ、沼尻さんです。

沼尻キャスター「まずは野球の話題です。県外の実力校が来沖する沖縄市主催の高校野球招待試合。日本ウェルネスが挑んだのは大谷翔平選手や菊池雄星投手らメジャーで活躍する選手らの出身校でもある、あの岩手の名門校でした。

この夏、第1シードとして初の甲子園を目指す日本ウェルネスが挑むのが甲子園常連校・岩手の花巻東。高校史上最多129本のホームランを放っている世代屈指のスラッガー・佐々木麟太郎との対戦も注目されました。

ウェルネスの先発はエース・上原律己。1回、ランナー2塁で佐々木に対します。

夏の第1シード・ウェルネスが岩手の強豪・花巻東に挑む

日本ウェルネス 上原律己投手「オーラは今まで戦った中で一番ありました。力が入って、いつも以上に力んでいたと思います」

力が入り、フォアボールを与えます。それでも続く2回は。2者連続三振。花巻東打線から連続三振を奪います。しかし、これが甲子園常連校の強さか。2アウトからヒットを許し、2塁3塁と攻められると。9番・小林にタイムリー3ベースを打たれ2点を先制されます。

注目の佐々木との2回目の勝負も上原は制球が定まらず、2打席連続フォアボールとしますが後続はしっかりと打ち取り、4回2失点と強豪相手に試合を作りました。

その上原以上の力投を見せたのが、2枚看板の1人・安里幸大。

夏の第1シード・ウェルネスが岩手の強豪・花巻東に挑む

日本ウェルネス 安里幸大投手「強い高校なので自分の力がどれだけなのか力試しできるので思い切りいきました」

立ち上がりに花巻東の9番・小林に再び3ベースを浴びますが、相手のスクイズを素手で処理し、追加点を防ぎます。

注目の佐々木は2打席で交代となり直接対決はなりませんでしたが安里は花巻東打線に対し要所を踏ん張り4回を無失点。堂々たるピッチングを見せました。

一方、県内でも屈指の攻撃力を誇るウェルネス打線ですが花巻東の先発・小松の前に散発6安打に抑えられ完封負け。それでも強豪相手に2点差と接戦を演じ夏へ向け、大きな経験を積んだ試合となりました。

夏の第1シード・ウェルネスが岩手の強豪・花巻東に挑む

日本ウェルネス 安里幸大投手「全国でも強豪校の花巻東相手にランナーを出すことは多かったんですけど、要所で自分のボールが投げられて抑えられたのでよかったです」

日本ウェルネス 上原律己投手「良い経験ができたのでこれから悪い部分をつぶしていきたい」



仲地礼亜 プロ初登板はホロ苦デビューに

「頑張れ頑張れ仲地~」おととい、プロ初登板初先発となるマウンドに上がったのは沖縄大学出身のドラフト1位ルーキー・仲地礼亜。

1回、ヤクルトの先頭バッター・山崎(やまさき)にいきなりヒットを許しますが続く2番・青木。さらに3番・サンタナ空振り三振、キレのある変化球で連続三振を奪います。

2アウト2塁とし、迎えるは昨シーズンの三冠王・村上。直球をレフトスタンドへと運ばれ、1軍の洗礼を浴びました。その後、仲地は1回を投げ終えたところで左わき腹をつったためマウンドを降り1回2失点と、ホロ苦いプロデビューとなりました。