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2カ月前、小学生の女の子の体に触れるわいせつな行為をしたとして警察は児童福祉司をしていた32歳の沖縄県職員の男を逮捕しました。

警察によりますと八重瀬町に住む県職員の野原一茂容疑者(32)は2023年3月に児童福祉司として被害者の女の子が通う県内の小学校に面接をする名目で訪れた後、校内の一室で2人だけの状況をつくって体に触れた強制わいせつの疑いがもたれています。女子児童にけがはありません。

4月16日に糸満署管内のスーパーで「買い物している女子学生を撮影している人がいる」という通報を受けて警察が野原容疑者のスマートフォンを調べたところ女子児童に触れている犯行時の様子を撮影した数分間の動画が見つかったことで事件が発覚しました。

容疑が固まったことから5月9日朝に野原容疑者の自宅を家宅捜索するとともに逮捕に踏み切りました。

県子ども生活福祉部・宮平道子部長「あってはならない事態に強い衝撃を受けております。県民のみなさまに公務員及び県行政に対する不信と疑念を抱かせるに至ったことは誠に遺憾であり、被害を受けられた児童及びご家族並びに関係者のみなさまに深くおわびを申し上げます」

捜査への支障を理由に野原容疑者の認否は明らかにされていません。警察が犯行の動機や余罪の有無について捜査を進めています。