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4年ぶりに開催の日を迎えることになります。海の恵みに感謝して大漁と航海の安全を祈願する「糸満ハーレー」の開催日が6月21日に決まりました。

「糸満ハーレー」の実行委員会が5月2日に開いた会合で旧暦の5月4日にあたる「6月21日」に糸満ハーレーを開催することを決めました。

新型コロナによって2022年まで3年連続で中止せざるを得ない状況が続いていて実に4年ぶりの開催です。

「糸満ハーレー」は旧暦の5月4日「ユッカヌヒー」に毎年、実施されていて海の恵みに感謝するとともに大漁祈願と航海の安全を願うウミンチュの伝統行事です。

実行委員長を努める糸満漁協共同組合の東恩納博組合長は「先祖から受け継いできた伝統のハーレーを開催できることは感無量です」と4年ぶりの開催にこぎ着けたことを喜んでいました。

ハーレーの季節が到来したことを告げる「ハーレー鉦」が鳴ると「沖縄の梅雨が明ける」と言われていて祭りの1週間前にあたる6月15日午前5時ごろに糸満市の山巓毛で鉦打ちが予定されています。