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2022年度に沖縄を訪れた観光客は677万人あまりで2021年度の2倍に増え増加数と増加率が過去最高になりました。

沖縄県によりますと2022年4月から2023年3月末まで2022年度に国内外から沖縄に来た観光客は677万4600人で2021年度と比べて350万人あまり増えていて率にして106・9%でした。

増加数・増加率ともに過去最多です。新型コロナの感染が広がる前に年度の集計で過去最多を記録した2018年度の1000万4300人と比べると67・7%の水準にまで回復しました。

その要因には外出自粛など行動制限のない状況が続いていることや全国旅行支援によって需要が呼び起こされていることが主な理由にあげられています。

2023年度の見通しについて新型コロナが来週から季節性インフルエンザ並みの「5類」に引き下げられることや全国旅行支援が7月まで継続されるなど活発な旅行需要の取り込みによって好調に推移すると県が分析しています。

ただ、外国客は段階的に回復すると予想されていますが、空の便の一部の路線で運休が続いていることから今後の動向を注視していく必要があるとしています。