※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
5月1日は労働者の生活と権利を守る「メーデー」です。那覇市の公園では、労働者などが参加した集会が開かれ「働きやすい環境の実現」などを訴えました。
メーデー沖縄県集会・穴井輝明実行委員長は「今の政権のやり方では私たちの生活が成り立たない。そして世界に誇れるこの平和憲法を守るためにみんなで声を上げていこうではありませんか」と訴えました。
メーデーは、アメリカで労働環境の改善を求め労働者がストライキを起こし要求が実現したことをきっかけに毎年、5月1日に世界各地の労働者がデモ行進などを行っています。
那覇市の与儀公園で開かれた集会には県内の労働組合からおよそ200人が参加しました。集会では、主催した県労連が、「消費税」を軍備強化のために使うことを国民全体で反対することを訴え、また、「働きやすい環境の実現や全国最低賃金制度の確立」などを訴えました。
そして、国民生活を守るため消費税率5%以下に減税を求めることや子どもの貧困克服のための施策を行うことなどを国に要請する決議が採択されました。