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陸上自衛隊ヘリが宮古島周辺で消息を絶った事故で、民間サルベージ船による機体の引き上げに向けた作業はきょうも行われました。天候などが整えば、あす朝にも引き上げを始める方針です。

町龍太郎記者は「沖縄県宮古島市の池間島です。昨日に引き続きどんよりとした雲が広がっていて、波は比較的穏やかといった状況です。沖の方ではきょうもサルベージ船による作業が行われています」と伝えました。

陸自ヘリが消息を絶った現場海域では5月1日もサルベージ船から無人潜水探査機を海へ投下する様子が確認され、4月30日は実施出来なかった海中での調査が行われました。

一方で、調査終了後の引き上げに用いるネットやワイヤーの準備は進めていて、サルベージ船では5月1日午後も、作業員らの姿がみられました。防衛省関係者によりますとネットはすでに海中に下ろしていて、天候などが整えば5月2日午前8時ごろから引き上げに着手する予定とのことです。