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陸上自衛隊の幹部ら10人を乗せたヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、死亡が確認された1人の身元が第8師団の坂本雄一前師団長だったことが明らかになりました。

坂本前師団長は防衛省で中枢を担うポストを歴任していて、3月に第8師団長のトップに就任したばかりでした。4月6日にヘリの行方がわからなくなった後、4月16日に伊良部島の北の海底に沈む機体の中で見つかり、引き上げられていました。防衛省は海底で見つかった1人の引き上げと残る4人の捜索を急いでいます。

海底に沈んだ機体の回収は早ければ今月下旬にも作業が始まる見通しです。