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陸上自衛隊の幹部を含む10人を乗せたヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で防衛省は死亡が確認された5人のうちの2人の氏名を公表しました。また4月21日も現場では行方がわかっていない残る4人の捜索が続けられています。
自衛隊は艦艇2隻、航空機4機を投入し、伊良部島の佐良浜漁港ではゴムボートを乗った隊員が現場海域にむかっていました。また沿岸を見て回る陸上部隊に390人を配置し、岩場などから海の状況を確認する隊員の様子が確認されました。
杉本寛久記者は「伊良部島の白鳥崎ですきょうも船による捜索が続けられています。」と伝えました。
4月21日も海上保安庁の測量船「平洋」など2隻が参加して行方の分からない残る4人の捜索を続けています。また防衛省は引き続き、死亡が確認された3人の身元の特定と海中で見つかった1人の引きあげ作業を急いでいますが、「飽和潜水」のダイバーを運ぶ自衛隊の船が燃料などを補給するため捜索が続く海域から離れていることから4月21日は実施できないということです。
4月20日新たに公表された2人は第8師団司令部でトップ3の幕僚長を務める庭田徹一等陸佐と同じく第8師団司令部に所属する神尊皓基三等陸佐です。4月16日に発見されて海底から引き上げられた後に死亡が確認されていました。
これでヘリに搭乗していた10人のうち4人の身元が確認されたことになります。