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2023年3月、アメリカ軍が那覇軍港にオスプレイを陸揚げしその後、離陸させたことを巡り県は4月21日アメリカ総領事館を訪ね意見を交わしました。
県は4月21日浦添市にある在沖アメリカ総領事館を訪れ那覇軍港におけるオスプレイの離着陸やアメリカ軍の運用などについて意見交換を行いました。
そのなかで県は、2021年11月にもオスプレイが使用し、県民や観光客の安全を脅かすものであり軍港での運用は容認できないとアメリカ軍に働きかけるよう要請をしたにもかかわらず再び事前連絡もなく使用したことは、県民の思いをないがしろにするもので遺憾であると伝えました。
そして軍港で航空機の離着陸や訓練は行わないこと、運用する際は、速やかに情報提供を軍に働きかけてほしいと要請しました。
これに対し、アメリカ総領事館のアンドリュー・シェパード政治経済部長は、「軍港は那覇空港に近く住宅地や商業施設に近いことは十分承知している」と述べました。
しかし、「軍の運用上、日本や沖縄の人々を守ることが彼らの優先事項」と県側に理解を求めたうえで要請は、アメリカ本国や関係者に伝えたいと回答したということです。