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2023年3月、アメリカ軍が那覇軍港にオスプレイを陸揚げし、その後、離陸させたことを巡り、県は4月19日軍港の使用について事前連絡や県外の代替施設を活用することなどについて軍と意見を交わしました。
県は4月19日、在沖アメリカ軍司令部のあるキャンプ瑞慶覧を訪れ、那覇軍港におけるオスプレイの離発着について意見交換を行いました。
その中で県はアメリカ軍に対して2023年3月18日、軍港にオスプレイが陸揚げされ、その後、離陸したことについて那覇市には事前連絡を行った一方で県には、連絡をしなかったとして対応の違いについて説明を求めまた今後、軍港を使用せずに代替施設の活用を検討するよう意見を求めました。
これに対しアメリカ軍は、事前連絡を県に行わなかったことについて「故意ではなく、意図的なものではない」と答えたということです。
そして県側から、今後、異なる対応を行わないよう軍に求めたところ、「分かりました」と述べたということです。また代替施設の活用について軍は、難色を示したうえで岩国基地を活用した場合、コストなどを含めて一度調べてみたいとする回答があったということです。
意見交換後、県知事公室の古堅基地対策統括監は、「事前連絡があったからといって、運用を認めることは決してない」と述べ、那覇軍港のオスプレイの運用について反対の姿勢を示しました。