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在宅医療を支える訪問看護の提供体制の安定化を図るための支援センターが南風原町に開設されました。
県訪問看護総合支援センターは、在宅患者を看護する訪問看護師の人材の確保や育成を図るとともに在宅療養環境を整えようと、県の委託を受けて、南風原町にある県看護協会の一角に設置されました。
開所式では県保健医療部の糸数公部長が、「各機関が連携を図り、誰もが在宅で看護を受けられるよう取り組んでいく」と意義を述べました。
センターには、看護師や保健師など5人が駐在し、在宅看護を必要とする家族、それに関係機関からの相談に応じるほか、訪問看護に必要な実践力の向上を目指した研修会を開催します。
県によりますと、県内の訪問看護ステーションは年々増加しているものの、看護職員が5人以下の小規模事業所がおよそ6割と人材確保が課題となっていることから、今後さらなる質の向上に向けて取り組んでいくということです。